セルフ給油システム・周辺機器 販売・施工
和田商事株式会社

セルフ雑記帳

和田 信治

vol.281『セルフレジ』

GS業界・セルフシステム

2009-11-02

 週末に、妻と近所のイオン・グループの「ジャスコ八事(やごと)店」に買い物に出かけた。1階の食料品売り場のレジは、どのゲートも客が数人ずつ列を作って並んでいたが、一番端に「セルフレジ」のコーナーが新設されており、スタッフが、「セルフレジコーナーです!お待ちいただかずにご利用いただけまーす」と呼びかけていた。

 待つことが嫌いな性分のうえに、セルフと名の付くものには何でも興味を示す私は、早速試してみることにした。「カスタマーステーション」と呼ばれるPOSレジの液晶画面の案内に従って操作し、バーコードリーダーに読み取らせる。登録した品物から、買い物カゴを乗せた台に置いてゆき計量する。魚や野菜などバーコードがない品物も、タッチパネルの写真の中から選んで登録できる。すべての品物を読み取り、カゴに入れ終わったらクレジットカードか現金で精算して完了となる。

 バーコードをうまく読み取れなかったり、仕組みがよくわからず、まだ登録中にカゴの商品を袋に詰め替えようとして計量エラーを起こしたりで、都合3回も係員を呼び出したが、計30点、約5千円の買い物を無事セルフ精算することができた。「これなら、普通にレジに並んだ方が早いわね」と妻は笑っていたが、確かに改良の余地がまだまだあると思う。しかし、例えば惣菜と飲み物を数点買うだけなのに、レジの列に並ばなければならず、しかも自分の前の客のカゴには山盛りの品物。おまけにレジ係の店員は「研修生」─というイライラの三重奏を経験をしたことのある人は、セルフレジの方が断然便利だと思うに違いない。それに、自分で精算するのは楽しい。私は、機会があれば今後もセルフレジを利用したいと思う。

 ジャスコ八事店のセルフレジシステムは富士通製で、セルフスタンドの屋外精算機にあたる「カスタマーステーション」4基と、セルフコントローラーにあたる「アテンダントステーション」1基のセットで約1,500万円だとか。通常のPOSレジは1基約200万円強だそうなので、イニシャルコストはほぼ2倍と割高だ。それでも、スーパー各社が、徐々にではあるがセルフレジの導入を進める理由は、もちろん人件費の削減だ。同じものが他店より1円でも高ければ、すぐに売上に響いてくるという厳しい価格競争の中でスーパーが生き残りをはかるためには、省力化は避けて通れない。

 「ガソリンスタンドではセルフは普及しても、スーパーのような多種多様な商品を売る業態ではセルフ化は難しいだろう」と考える人がいるかもしれないが、もし『セルフレジ利用客は全商品何㌫割引』とやったらどうか。恐らく、セルフレジコーナーに長蛇の列ができてしまい、システム増設ということになるだろう。スーパーのセルフレジ化は一気に普及するに違いない。結局、GSもスーパーも同じ事で、安くなるのなら、客は自分で給油をすることも、バーコードを読み取ることもいとわない。安く買うことには、それなりの労力を払わねばならないことを客はとっくに理解しているはずだ。

 それにしても、富士通のセルフレジシステムが一式1,500万円というのは、4台同時給油及び灯油コーナー1基の標準タイプのセルフ改造工事の予算とほぼ同じだ。無論、こちらの方は、セルフシステムだけでなく、計量機3基(6本マルチ2基、灯油ダブル計量機1基)・泡消火設備2系統、テレビ監視システム4系統(アイランド2ヶ所、灯油コーナー、販売室)などの諸設備もすべて含まれている。詳しくは弊社ホームページwww7a.biglobe.ne.jp/~tecna-wada/をご覧ください。日本全国どこでも、個別対応・無料見積しております。お気軽にお電話かメールしてください!

コラム一覧へ戻る

ページトップへ